「何か＋１修正をかき集めるのが変に思えてきた」

「SW2.0が基準じゃ自分だってそう思うわｗアレの+1はマジ神修正だし」
セッション終了後、夕飯に買ってきたコンビニ弁当を食べながら交わした会話です。初FEARゲーは色々と強烈だった模様。


注意：この記事は一応実際のプレイに基づいた物ではありますが、八割ネタ二割捏造の身内セッションです。
間違っても本気になさらぬようお願いいたします。

時はさかのぼりまして、27日の午後1時。
それは、予定していたSW2.0セッションが急遽延期になってしまった時（注：というか集まった連中も『絶賛卒研推敲なう』だの『例○祭の原稿まだ終わってないぜ☆』だの駄目人間の見本市みたいな状態でしたが）でした。
ふと頭のネジが㌧だ台詞を呟いたアホがいました。

「ちょっと幻想郷行ってみねえ？」

取り出したるはダブルクロス3rdとそのサプリメント3冊。あの時の「お前は何を言っているんだ」的空気はきっと忘れられません。
とは言え、それは普通の反応です。第一ダブルクロスは現代社会を舞台にした超能力アクション物という、どう頑張っても弾幕やら人間の外側の存在やらが闊歩する幻想郷とは似ても似つかないジャンルです。しかし、言い出しっぺのアホはそれすら予想の範疇と言わんばかりに説明を続けました。

「正確には『ステージ：幻想郷』で遊んでみようって話なんよ」

言いながら追加で取り出したのは、三十枚ほどの文字が印刷された紙束。
つまり、広義の舞台を東京近郊N市じゃなくあくまで幻想郷でセッションしてみようという魂胆でした。せっかく集まったのにイビルジョー狩りで終わるのもなんだしと、キャラクター作成に入る二人。あーだこーだ騒ぎながら幻想郷に降り立った二人のオーヴァードが完成。

1.Haβ
ハッシュって読むらしい。30歳、男性。モルフェウス・ブラックドッグの、殺された恋人の復讐を誓うマーセナリー。ただし仇がどう考えても伊庭さんっぽいのでハッシュさん超逃げて下さい。失ったはずの右腕を異形の武器として振るう。Dロイスは超侵食。

2.天海ハルヒコ
28歳、男性。キュマイラ・サラマンダーのUGNイリーガル。一回攻撃するとHPが6減るリアル保身無き前進（うろ覚え）で戦車とかぶっ飛ばすナイスガイ。中の人が芸人気質な某閣下との関係についてはノーコメントらしい。Dロイスは対抗種。ところで攻撃力固定値28＋ダメージダイス2D追加とか何の冗談ですかお兄さん。

「お前らどっちもおっさんかよ！？よくやった！」とはGMの台詞。オープニングのチャートを振って演出を相談、セッションを開始しました。



・オープニング

FHの物質転送実験事故で無縁塚に迷い込んだハッシュ。緑髪の少年（本人談）に虫とかで攻撃されるも、どうにか右腕の振るってしのぐ。去り際に残された「幻想郷から出て行け」という台詞。その場に立ち尽くした彼に答えを教える存在は無かった。

霧谷さんの依頼で行方不明者の調査を行っている最中、何か獣道で気さくなジャームに話しかけられたハルヒコ。上空にはトキが世紀末バスケを…ではなく、群れで飛びかう中、彼は大きな陰謀に巻き込まれている事を知る。

何だよ気さくに話しかけてくるジャームって。

・ミドル

マスターシーン。ちょっと侵入者けしかけてジャーム退治させるべぇと相談する魔法使いと吸血鬼とメイド。招待とかバレバレなのでRPの協力を仰ぐ。
合流…と見せかけておぜう様が咲夜さんを連れて登場。何でやねんというプレイヤーの突っ込みにGMはこう答えました。

「ロケーションチャートを操作…もとい、あんたらの運命をちょっと弄っただけよ」
「ここでメタるな馬鹿」

至極最もな感想が帰ってきた後、ミドル戦闘。《夜魔の領域》による怒涛の連撃を受けながらも反撃、全員白兵火力型の構成だった事もあり、たっぷり2ラウンド程みんなで仲良く殴りあいました。
川原の喧嘩で芽生えた友情、もとい「これなら死んで帰ってくる事も無いだろう」と分かってもらった所で情報収集。館の人（？）達の協力もあり、難無く境界のほころびに向かうジャームを補足した二人は、某世界の守護者式転送法スキマver.で現場に向かった。いわゆる一つのBBA繋がｒ（タライ＋弾幕結界

・クライマックス

そこにいたのはコードネームチャートで「プロパテール」と名前の付いたサンプル：鋼の死神さん銃撃タイプとお付きのエージェント相当のジャーム。ハッタリかまして境界のほころび、正確には転送石の一部を破壊させて二人を仲間にしようとするプロさん。しかし運悪くバレてしまい（二人とも知覚判定でクリティカルを出した）、逆ギレ後、戦闘。

尚、プロさんは某戦闘のプロとは一切関係ありません。

戦闘は（主にハッシュとGMの運の悪さが原因で）苛烈を極める。

GM「うい雑魚で攻撃ー。《カスタマイズ》と《巨人の斧》で…あ、クリティカル。34で命中」
ハッシュ「待てコラ！？」

一方ハルヒコは命中9を軽々と避けていた。

ハッシュ「これで決める！（ころころ）達成値43！」
GM「それは無理だｒ（ころころ）（ころころ）（ころころ）（ころころ）…達成値50。避けた。『ハッ、遅えな餓鬼！』」

一方ハルヒコは淡々と殴り続けていた。《フルパワーアタック》を使った相手には吹き飛ばし。おじちゃん覚えた。


6ラウンドほど全員同エンゲージで殴ったり殴られたり撃たれたりしながらも何とか撃破。
二人とも2倍振りでしたのでまあ、及第点。

転送石（色はオレンジ。ハッシュ曰く「あと七個集めれば帰れる」らしい。りゅうたま？）を無事回収したハッシュとハルヒコ。エンディングに某世界の守護者式転送法スキマver.の元凶が登場。「お掃除」と生活を約束した所で本日のセッションはお開き…と思いきや。


ハルヒコ「私と契約してオーヴァードにｒｙ」
GM&ハッシュ「とっくになっとるわ馬鹿野郎！？」

時事ネタオチでしたとさ。

かくして元の世界に帰るべく互いに協力する事にした敵同士の二人。これからどうなる事やら。







・感想

非常にグダグダな超☆素敵セッションでした。面白かったー
とりあえずではありますが、データ的なバランスが分かったのは非常に大きな収穫。
ランダムチャート込みのアドリブセッションでしたが、複線も多く張れたので今度やるときはちゃんとシナリオ組もうかなと企んでいたり。
120％エフェクトを代償無視してガンガン使えるGM超楽しい。
後、このシステム、ぶっちゃけ火力特化が二人いれば何とかなる。って、公式で既に3回ほどリプレイにされてるけｄ





・それと

おぜう様その他のデータはその内即売会にでも後悔…公開しようかなと。ぶっちゃけ二つ前の記事で言ってる「作った本人すら得しない誰得」ってこれの事ですｇ

ﾄﾞ素人の作ったデータですから色々と残念な物になっていると思いますがご容赦のほどお願いいたします。と言うかこれ誰か既にやってるんじゃねぇ？